スペインのセビリア(セビージャ)に2007年の春に3ヶ月間滞在した際の情報をお伝えします。文章中の写真は表示速度を向上するため、原則として「縮小」しています。「縮小」写真をクリックすると大きく表示されます。

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55歳で精密電気メーカを早期退職し、私達の好きなセビリアに3ヶ月滞在しました。 可能な限り関連資料やリンク先を充実させ、皆さんとの情報を共有したいと考えています。

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支倉常長像があり、日本姓が多い町に行きました

2007年4月13日(金)

以前より、興味があった支倉常長一行が苦難の末スペインに上陸した地、コリア・デル・リオ(Coria del Ri'o)に行ってきました。 コリア・デル・リオについてはこの[LINK]を、支倉常長についてはこの[LINK]をそれぞれご参照下さい。 [MAP]

支倉常長像
支倉常長像




朝の天気予報では、今日は雨にはならない様子。 でも念のため折りたたみ傘を持ち出発しました。 それにしてもスペインの天気予報は大雑把、日本の1.3倍もあるのに各地方ごとの予報図は表示されませんし、日本のように気圧配置図のような詳細な情報提供は殆どありません。
本日の天気予報
本日の天気予報

今回は、アパート近くのバス停表示のある「トリニダ(La Trinidad)」バス停からバスターミナル(Estacio'n Autobuses Plaza de Armas)まで行くため、バス路線C3に乗り込みました。
アパート近くの「トリニダ」バス停
アパート近くの「トリニダ」バス停

下の動画はバスターミナルに向かうバスの車内の様子ですが、妻の隣の女の子のヘッドホンからは音漏れがすごく、道路工事並み。 一般にスペイン人はバスの中でも平気で携帯電話で大声で話しをするし、普通でも会話を大きい声でするので、私のように耳が遠いい人間には都合が良いのですが、普通の日本人には彼らはみんな「難聴」ではなのかと疑いたくなりますョ。



バスターミナルに着き、地下から出発する、前日に調べておいたバス路線(M−142)に乗り込み、一人片道1.25ユーロを支払い、11時45分のバスでセビリアを出発しました。 約40分乗車で日本円で206円、非常に安いと思いませんか?
後部座席の親子が大声でしゃべりぱなしで、大太りの運ちゃんがガンガンラテン音楽をかき鳴らすため、バスの中は騒音の渦でした。

セビリアからコリア・デル・リオ(Coria del Ri'o)への車内


予定より、10分近く遅れ、目的地のコリア・デル・リオに着きました。 時刻表で判断するとコリア・デル・リオは終着駅だからきちんとしたバスターミナルかと思ってましたが、普通のバス停で、バスはそなまままた循環バスのように休憩なしにセビリアへ向かって出発します。 従って、そのことを認識しないでそのまま乗っているとセビリアに戻ってしまいますので十分ご注意下さい。

バスから降り、地元の人に支倉常長像(Estatua de Hasekura Tunenaga)のある場所を聞きました。 彼らも正確な名前を知っていないので、スペイン語が苦手な場合は「サムライ、ハポン」と言いながら像の形をジェスチャーで表現すれば十分通じると思います。
支倉常長像の場所を尋ねる妻
支倉常長像の場所を尋ねる妻

彼らの説明では、降りたバス停からは10分ぐらいで着くようですが、そのバス停からちょっと分かりにくい所にあるので、不慣れな方は予め旅行ガイドブックなどで位置を調べておいた方が良いと思います。

以下の写真は支倉常長像がある遊歩道「Paseo Carlos de Mesa」の近くで撮影した市街図です。 「路線(M-142)セビリア行きバス停」と矢印で表示されている所が、私達が降りたバス停です。 また「路線(M-140)セビリア行きと表示せれている所」が帰りに乗ったバス停です。
市街図
市街図

「Paseo Carlos de Mesa」は遊歩道というより公園という感じで、支倉常長像はグァルダルキビル川(Ri'o Guadalquivir)に向かって立っていますのですぐ分かります。

遊歩道入口
遊歩道入口(像はこの奥右手にあります)

像の後ろ側には航路図が表示されています
像の後ろ側には航路図が表示されています

航路図
航路図

支倉常長像1
支倉常長像

支倉常長像2
支倉常長像(近影)

支倉常長像と作務衣姿の私
支倉常長像と作務衣姿の私

支倉常長像3
グァルダルキビル川を見つめる支倉常長像

支倉常長像が見つめるグァルダルキビル川
支倉常長像が見つめるグァルダルキビル川

支倉常長像の周囲の風景


支倉常長の苦労、思いなどの感傷にひたった後、像の近くに「渡し船」の船着場があることに気づきました。 対岸から沈没してしまうのではないかと思うくらい車両を載せ、川の流れに逆らいながらヨタヨタこちらまで渡ってきました。


さて、目的を果たした後は喉の渇きを潤し、腹の虫をなだめる必要があります。 すぐ近くのBARによりましたが矢張り、セビリア県とはいえ片田舎、物価がとても安かったのです。 アルコール(Bebida)は1ユーロ、つまみ(Tapas)は1.8ユーローです。 中身も下の写真を見ていただければ納得していただけると思います。

BARのメニュー
BARのメニュー

蟹の足
蟹の足

蟹


海老
海老

料理について質問している妻
料理について質問している妻

少し、喉とお腹を満足させたので、他の店も物色したところ、近くにサッカーチーム応援団の溜まり場のような店に入りました。
日本から支倉常長の像を見に来たことを伝え、こちらに3ヶ月滞在するほどスペインが好きなことを説明すると、一同歓迎してくれました。
妻がスペイン女性の名前を筆で書いてやり、孤独なお爺さんに折紙を折ってやると、またまた皆さん驚いてくれ、ごひいきのチームの記念品をいろいろプレゼントしてくれました。

サッカーチーム応援団の店
サッカーチーム応援団の店

まだ午後の2時ごろなのに結構盛り上がってました
まだ午後の2時ごろなのに結構盛り上がってました

彼女の名前を漢字で筆を使って書いてやりました
彼女の名前を漢字で筆を使って書いてやりました

親切な皆さんでした
親切な皆さんでした

BARの店内の様子


インターネットなどの情報[LINK]によれば、この街の人口約26、000人のうち、約700人がJapo'n(日本)姓を持つと言われていますが、スペインでは通常門などに名前の表示がないし、街の人に名前を聞きまわるのも躊躇するし、あまり実感がわきませんでした。

ところが、お手洗いに行こうと隣のサロンに入ったとき下の写真のように日本姓を持つ人物(この街のプロサッカー選手)の掲示がありました。 矢張り、Japo'n姓はいるのだと実感した次第です。

この街出身のプロサッカー選手
この街出身のプロサッカー選手Pepe Japo'n

以下の写真は、上の写真の中のタイプしてある部分を拡大したもので、彼の栄誉とサッカー選手としての履歴が簡単に書かれています。
彼のサッカー選手としての履歴


セビリアに戻るに当たっては、来た時と違う路線バス(M−140)を利用することにしました。なぜなら支倉常長像に近いし、路線バス(M−142)が1時間ごと発車するのに対し、こちらは15分〜20分ごとに頻繁に走っているからです。 値段もまったく同じで1.25ユーロでした。 更に乗車時間も30分ほどで、往路より10分も早いのです。 

路線バス(M−140)のバス停
路線バス(M−140)のバス停

路線バス(M−140)の時刻表
路線バス(M−140)の時刻表

セビリアの到着バス停は「Paseo de las Delicias」となっていますが、分かりにくいので[MAP]を参照下さい。
 
このバスでコリア・デル・リオに向かう場合もこのバス停から出発します。(後日4月17日にこのバス停のそばを通りましたので、念のため地元のスペイン人に質問し、確認しました。)

バス停(Paseo de Las Delicias)
バス停(Paseo de Las Delicias)

バス停から道路の反対側にはPaseo de Las Deliciasの表示がされています
バス停から道路の反対側にはPaseo de Las Deliciasの表示がされています

ここから、BARに途中休憩しながらアパートまで歩いて帰りました。 お疲れ様でした。
2007/04/13 13:00|日帰旅行TB:0CM:0
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