スペインのセビリア(セビージャ)に2007年の春に3ヶ月間滞在した際の情報をお伝えします。文章中の写真は表示速度を向上するため、原則として「縮小」しています。「縮小」写真をクリックすると大きく表示されます。

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55歳で精密電気メーカを早期退職し、私達の好きなセビリアに3ヶ月滞在しました。 可能な限り関連資料やリンク先を充実させ、皆さんとの情報を共有したいと考えています。

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「春祭り」前夜祭

2007年4月23日(月)

明日から始まる「春祭り」(Feria de Abril)に備え、会場の場所、会場への臨時バスの発着所などの確認が終わり、夕方に家に帰って来ました。 [LINK] (スペイン語) 食事を終え、午後9時ごろ聖週間の時、正式に招待されたファンへ明日以降、いつ彼らのカセッタ(Caseta:小屋と訳されますが、大きさは小さなものから数百人入る巨大なものまであります。)に訪れたらいいのか確認するため電話したところ、その晩の「前夜祭」に出席できるなら、午後10時ごろまでに来なさいとの招待を受けました。

点灯された「春祭り」会場の入場門
点灯された「春祭り」会場の入場門




「前夜祭」は特にごく親しい人や身内だけで行うものと思っていたので、突然の招待に驚くとともに、大慌てで支度をし、バスに飛び乗り会場に向かいました。 臨時バスは思っていたより頻繁に走っていて、そんなに待たずに乗れましたが、会場までの道が大渋滞で結局着いたのが10時40分を過ぎていました。
正装して会場に向かう私達(まだ上部の照明が点灯されてません)
正装して会場に向かう私達(まだ上部の照明が点灯されてません)

私達がそのカセッタに着いた時は、既に満席に近い状態でしたが、偶然エミリオと一緒にいろいろ案内してくれたグレゴリオのご家族の隣に空席がありましたので、そこに座ることとなりました。

ファンが約80人程の出席者の皆様に私達を紹介してくれ、到着が遅くなってしまったので、食事と飲み物を遠慮しないで食べるよう言ってくれました。 既に他の皆さんは盛り上がっており、ダンスや歌なども始まっていました。

私達の前の席には旦那様がポルトガル人のご夫婦が座っていました。 現在ポルトガルのリスボンに在住のようで、彼のスペイン語はすごいポルトガル語訛りなので、理解するのが大変でした。 彼らは明日以降も多くのカセッタに招待されているらしく、そのリストを見せてくれました。

奥様はセビリアの方なので、歌や音楽が始まると自然に身体が動き出していました。 いずれにせよ、机には飲み物、食べ物が山のようにありましたが、食欲旺盛の彼らはあっという間に胃袋に収めてしまいます。
私達の前の席のご夫婦(旦那様はポルトガル人)
私達の前の席のご夫婦(旦那様はポルトガル人)

深夜近くになると、各カセッタの通りに面したカーテンが一斉に開けられ、会場の照明(37万個の電球)が一斉に点火される瞬間を見ようと、皆さん「通り」に出るなどして、空を見上げ始めました。

そして、その瞬間が訪れると、歓喜の声がどのカセッタからも上がり、これから始まる一大イベントである106回目の「春祭り」の開始を祝いました。

一斉点灯の瞬間

美しく点灯された通りの照明
美しく点灯された通りの照明

その後は、歌、踊りそして祝杯が延々と続いてゆきました。


盛り上がるカセッタの中

妻は日本から持ってきた着物(古い着物を「二部式着物」に自分で仕立て直したもの)を来て出席しましたので、彼らは着物を間近で観るのが珍しいようで、美しさを賞賛してくれ、そしてプロのフラメンコダンサーと一緒に踊るよう促されました。
着物でフラメンコを踊る妻
着物でフラメンコを踊る妻(フラメンコ未経験)


着物でフラメンコを踊る妻

このカセッタは教会関係者の方々のもので、大きさは中程度のものですが、招待客用の部屋の隣には別の部屋があり、調理場、予備席、ビールなどのサーバー、冷蔵庫、男女別のお手洗いが用意され、多くのコックさんやボーイさんが忙しそうに働いていて、まるで移動式レストランのようでした。

カセッタの舞台裏

また、由緒あるカセッタのようで、著名人や名士の方々も招待されていました。 カセッタの外にはガードマンのような人が居て、関係者以外が入らないようチェックしていました。

闘牛士、プロのフラメンコダンサーなどの名士たち
闘牛士、プロのフラメンコダンサーなどの名士たちも招待されていました。

美しいセニョーラ
美しいセニョーラ

喜び間最中のファン(右)
喜び間最中のファン(右)

私達は、午前2時ごろ皆さんにお礼を述べて、家路に帰ることにしましたが、他の多くの皆さんはまだまだ残っているようで、明日以降どうスタミナを保って行くのか不思議に思うと同時に、彼らのパワーに圧倒されました。

帰りのバスは深夜をとっくに過ぎているのにもかかわらず、意外に頻繁に走っていて、道も空いていたので家には2時半前に着くことができました。 「前夜祭」に出席する前までの出来事をブログに何とか書き終え、ベットに倒れ込みました。
2007/04/23 22:00|春祭りTB:0CM:1
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#|2007/04/25(水) 12:49 [ 編集 ]
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