スペインのセビリア(セビージャ)に2007年の春に3ヶ月間滞在した際の情報をお伝えします。文章中の写真は表示速度を向上するため、原則として「縮小」しています。「縮小」写真をクリックすると大きく表示されます。

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55歳で精密電気メーカを早期退職し、私達の好きなセビリアに3ヶ月滞在しました。 可能な限り関連資料やリンク先を充実させ、皆さんとの情報を共有したいと考えています。

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画家ガルシアと歴史あるソル通り

2007年5月9日(水)

この日訪れた場所:[MAP]

(1) El Rinconcillo

トルコ人のお店を出て、カテドラル付近を通過し「ソル通り」(Calle Sol)を通ってアパートに帰ろうとした時、サンタ・カタリーナ教会(Santa Catalina)の脇にあるお店(El Rinconcillo。 インターネットによると正式にはLa Taberna-Restauranteとなっていて、BARとレストランの両方をやっている店)に画家のガルシアが居るのを偶然見つけました。

ガルシアの作品
ガルシアの作品




彼の話によるとソル通り(Calle Sor)にある馴染みのBAR(Puerta del Sol )が工事中でうるさいので、この店のBARに来ているとのことでした。
ガルシアと妻
ガルシアと妻

このお店は今から約330年前の、1670年に創業され大変古く、由緒あるお店であることを教えてくれました。 まだ平日の午後7時頃で、お店の中が混んでいなかったので彼は店内を案内してくれ、なんと彼の絵がこのお店に飾られているのを教えてくれました。

店内を案内するガルシア
店内を案内するガルシア

お店のインターネットアドレスは[LINK]を参照して下さい。 お店の歴史、雰囲気やメニューなどの詳細を知ることができます。 インターネットのトップページにも彼の絵が使われています。 なお「英語版」では創業年が1760年と間違って表記されてます。
彼の絵の前で
彼の絵の前で

店内に飾られていた彼の絵
店内に飾られていた彼の絵

私達は彼の絵が入った額の下に、彼のフルネーム(Francisco Garcia Gomez)を見つけました。
メニューの中の彼の作品
メニューの中の彼の作品

メニューの中の作品の拡大図
メニューの中の彼の作品(拡大図)

メニュー(ちょっとピンボケ)
メニュー(ちょっとピンボケなのでインターネットを参照して下さい。)

ティッシュにも使われている彼の作品
ティッシュにも使われている彼の作品

雰囲気のある店内
雰囲気のある店内

アンティークなビールサーバー
アンティークなビールサーバー


ガルシアの説明を熱心に聞く妻

彼にお店の案内をしてもらい、彼の絵まで紹介してくれた上にビールまでご馳走になりました。 彼は私達が感激してくれたのを喜んだのか、「ソル通りには他にも伝統のあるお店があるので紹介するから」と言って、私達を連れっててくれました。
お店の側面
お店(El Rinconcillo)の側面

(2) Bar Los Claveles

El Rinconcilloのすぐ近くで、ロス・テルセーロス広場(Plaza de Los Terceros)に面したお店で表の看板はすこし壊れていてました。
Bar Los Clavelesの入口
Bar Los Clavelesの入口

Bar Los Clavelesの店内
Bar Los Clavelesの店内

ここは彼の知人がやっている店ですが、酒癖の悪そうな酔っ払いが来てしまい、この店の由来などを聞く前にガルシアは私達を連れてお店を出てしまいました。
店内の飾り
店内の飾り

ソル通りは狭い上に頻繁に車が通るので歩きにくい通りですが、狭いがゆえに夏の太陽を遮ってくれるので助かります。
ソル通りを進むガルシアと妻
ソル通りを進むガルシアと妻

(3) Bar El Uno de San Roma'n

サン・ロマン広場(Plaza de San Roma'n)広場の角にこの長い名前のバールがあります。
Bar El Uno de San Roma'nの入口
Bar El Uno de San Roma'nの入口

かれはここで、妻にこの店内の飾りや写真について説明してくれ、ジプシーについて語ってくれました。
店内
店内

店内
店内(中央で帽子を被っている大きな写真がマノロ・カラコル)

この店の入口に向かって左側に石碑が埋め込まれています。
表に飾られた石碑


彼は妻に簡単に石碑の意味を説明してくれましたが、その石碑の内容の要約は以下の通りです。
"マノロ・カラコル(Manolo Caracol)、カンテ・フォンドの天才が彼の寺院(Cristo de Los Gitanos)に帰ってきた日を記念しここで唄を歌った。
それを記念し、町内会「旧市街」(Casco Antiguo)として記す。
セビリア1987年5月"

カンテ・フォンドとは、フラメンコは普通踊りと歌で行われるのに対して、ギターの伴奏または伴奏無しで哀愁に満ちた歌を歌うことで、この石碑に書かれていたマノロ・カラコルの晩年の歌をYouTubeで見つけたのでお聞き下さい。(ところで苗字のcaracolとは直訳するとカタツムリという意味ですが、どんな由来があるのでしょうか?)


碑文について説明するガルシア
碑文について説明するガルシア

既に午後8時を過ぎているので馴染みのBAR Puerta del Solの工事も終わっているだろうということで、私達はPuerta del Solに行くことにしました。 スペイン人はこのように一杯ぐらい飲んで他の店へとハシゴするのはまったく普通です。

ソル通りをBar Solに向かって歩いている途中で彼は昔、このソル通りを通ってアルカサル[LINK]とマカレナ教会まで、有名なカルロス5世[LINK]が通ったことを話してくれました。 当時このソル通りは重要な通りだったそうです。

(4) Cafe Bar Puerta del Sol

私達が店内に入った時は既に、その日の工事は終わっていました。驚いたことに不要な壁や階段の取り外しなどのコンクリートを剥がすなどの大掛かりの工事も、専門の職人がするのでなく、店長のホセ・アントニオや店員のエドゥ自身が自分達で工事を行ってました。 日本では許可が下りないと思うけど・・。
埃だらけのホセ・アントニオ
全身埃だらけのホセ・アントニオ

店内は埃だらけでしたが、それでも私達以外にもお客は他にいました。
工事中の店内
工事中の店内

いつものように、世間話などしていると、日本語の上手なリカルドやスペイン人の知り合いのカップルが来たりして、話しに盛り上がり閉店の12時まで居ました。 こうしてようやく長い一日が終わりました。
工事中の店内(不要な階段の取り外し)
工事中の店内(不要な階段の取り外し)

[後日談] リカルドに、以前私のメールを教えたのにメールが全然きてないと冗談でその晩言ったら、翌朝長文の日本語とスペイン語を交えた彼のメールを受け取りました。 彼も夜中まであの店にいたのだから、メールを書いたのは深夜ということになり、彼のパワーと才能に脱帽した次第です。

マノロ・カラコル(MANOLO CARACOL)の石碑の意味については、釈然としないところがあり、後日(5月22日)馴染みのBAR PUERTA DEL SOLに行った時にたまたま当地に7年間在住している清水さんという日本人の方がいらして説明して下さいました。

また同じ日に、画家のガルシアもカンテ・フォンド(CANTE JONDO)について説明してくれ、いわゆるフラメンコ黄金時代の著名人4人の名前を教えてくれました。 既に4人とも亡くなっておりますが、この内容については、また別途ブログで紹介したいと思います。
2007/05/09 19:00|市内散策TB:0CM:0
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